仙台のCI試験で合格したT子さん。彼女のコーチは、CIのご主人。日本初のCIカップルの誕生となった!

In November, Ms.T passed the CI exam in Sendai. Her mentor was her husband, also a CI, making them Japan’s very first CI couple! Congratulations!

2025-11-26 Click here for English

教えることは学ぶこと

今月は、仙台でのFFIキャスティング・インストラクター試験運営に携わり、その前の9月にはFFI本部の最新試験運営基準を学ぶべく、アメリカのボイジーのCI試験会場に試験官として立ち会った。

そして、先週からやっと自分のキャスティング練習にフルに戻れる時間ができた。

僕がまず行ったのは、名古屋の加藤力さん(加藤毛ばり店)に向けて電話をとったこと。

加藤さんとは、その前の週に仙台試験で一緒にCIの試験官を務めた仲だ。

「加藤さん、僕のツーハンド・スペイキャスティングのコーチングお願いします!」

と言うことで、二日間のスペイキャスティングの集中コーチングをしてもらうべく、名古屋の加藤力さんのところに出向いたのだった。

僕自身、キャスティング練習は平均して週15時間ほどやっている。初めてついたコーチは、澤田賢一郎さん。13歳の時だった。現在は、僕の生業ではないが、MCI(マスターキャスティング・インストラクター)として主に東京と北海道でキャスティングレッスンを行なっている。それでも、スペイキャスティングは、改善すべきポイントを一人で修正できない死角があるので、僕にとってコーチの存在は必須だ。

加藤力さんは、ピンポイントで素晴らしく的確な言葉で僕の問題点を指摘してくれるので、ひじょうに信頼できるインストラクターだ。9月にボイジーに行った時も、アメリカのスペイキャスティングの大御所であるRick Williamsさんが僕に薦めてくれたコーチも加藤力さんだった。


実釣中はキャスティング技術が向上する部分と悪癖が付く部分の両方が必ず出てくる。

プロゴルファーがラウンド後に必ずコーチから修正を受けるのは、試合中についた悪癖をリセットする点にある。

野球の大谷翔平のように試合中の自分の問題点を自分で察知して、翌日の試合までに自ら修正するところまで持って行けるアスリートはかなり少ない。

なぜ彼が一人で修正ができるのかと言うと、「どの悪さの事象が出ると、フォームのどこが問題で、それを治す最適な処方箋(ドリル)は何なのか、と言う関係式を完璧に理解しているから」だ。

ただこれは日頃の彼自信の努力と、起こり得る問題毎の処方箋(ドリル)の準備を優秀なコーチ陣がいつも考え抜いて用意しているからこその賜物、と言う面もある。

フライキャスティングも正にこのことが言えて、自分のキャストするループに不満足な点が現れた時には、何が悪いのか、フォームのどこが悪さしたのか、それを直すドリルは何か?と言うことになる。

でも、実際にレッスンやコーチングとなると、話はそれほど単純じゃない。

実際のレッスンをする時の現実は、一個だけじゃなくて、複数の問題が同時多発的に発生する場合が多い。

人によって運動能力も、筋肉のつき方も、実戦経験値も百人百葉。従って、人によってその修正して改善するアプローチも百人百葉の対応が必要になってくるものだ。


今月、仙台で行われたFFIの認定CI(キャスティング・インストラクター)試験では、日本からは9名、中国から2名が合格した。

これで日本の公認CIは90名になった。これはアメリカに次ぐ世界で二番目に多い数だ。

これはひとえに東知憲さんを始めとする日本のFFIに所属するフライフィッシングのリーダー方の絶大なる貢献の成果であることは言うまでもない。

因みに、FFIはNPO(非営利団体)であって、この運営に多くの時間と労力を割いている試験官やローカルスタッフは、全員無給のボランティアで賄われいる。

そこまでして公認のCI(フライキャスティング・インストラクター)が増える意味があるの?とちょっと首をかしげる人もいるかもしれない。

僕の答えは、至ってシンプルだ。「勿論です!」

その理由は、これからキャスティングを習いたいと思っている入門者に門戸を開くエバンジェリスト(伝道者)になると言う役目が大上段にあるのは間違いない。

90人と言う公認インストラクターを有すると言うことは、これから日本の未来のフライフィッシングを振興させるにあたって重要な意味付けを持ち得る単位にまで成長した、と言うことを意味する。

FFIのHPを見れば、そこには「Find instructor」と言うページがある。そこを見れば、あなたの地元のCIが見つけられ、彼らの多くは、いつでも新しい仲間を受け入れるはずだ。フライキャスティングのグループ練習、集まりを定期的に行っているひじょうに熱心なグループもある。勿論、これからルアーフィッシングの他にフライフィッシングもやってみたいアングラーとか、CIを目指したい人への指導も喜んで引き受けてくれるCIも多くいるはずだ。

CIになると言うことには、更に見逃せない意味がある。それは何かと言うと、

人に教えると言うことは、自分にとって最大の学びの手段である」と言うことに他ならない。

殆どの受験者の方は、試験対策のためにかなりの時間を使ってこられたはずだ。

その過程で、長年やって来て自分のスタイルに自信のある人ほどFFIの提唱するキャスティングの論理や考え方の多くに疑問や、時に違和感すら見出すはずだ。

僕自身が正にそうであった。いまだにFFIのキャスティング理論の一言一句全てには賛同しない自分がいる。

でも、それでいいんですよ!

それらのモヤモヤを乗り越えて、自分の信じる考え方を貫いて合格を手にしたその時、同時に大事なものを手に入れていたことに気付く人も多いのではないだろうか。それは、何であるかというと、

「CI受験にチャレンジする過程で、自分のキャスティング技術が向上し、キャスティングに対する考え方の視野が広がり、更に同じ志しを持つ仲間が増えた」と言うことだ。そして、人に教えることを突き詰めていくと、

「自分のキャスティングに問題点が発生した時に、早期に自らの力でそれを修正できる能力がつく」と言うこと。

これらこそが、CI試験の最も価値ある意義、リワードと言えるのではないだろうか?

因みにCIの認定試験に残念ながら落ちてしまった人は、合格した人には得られない特権?がある。

これを失敗してしまった人への慰めの言葉で言うつもりはないのだけど、これは事実だから言っておきたい。

それは何かと言うと、多くのCI試験に挑戦する人は、そのために行きたい釣りに行くのも我慢してキャスティング技術習得に膨大な時間を使って準備し、自分の会得した技術をどのように他人に伝えるのかを考えまくるものだ。

でも、試験官が評価するのは冷徹なまでに結果のみ。いかに努力したかは評価してくれない。

そのことを百も承知していても、合格できなかった時のその悔しさは尋常なものではないことを僕はよく知っている。

ただ、失敗した人が、一念発起してもう一年トレーニングを積むと、マジックは起こる。

それは、それまで時間をかけて構築してきたベースはそのままに、更にその上に新たな技術と見地を積みますことによって、先に合格した人を一年を経ずして追い越してしまう人も出てくる、と言うことだ。

なぜ試験の受かることができなかったかの詳細な分析は絶対必要だが、もし集中力を切らさずに練習を続けられれば、一年後には恐らく、キャスティング・テクニックもティーチング技術も自分でも驚くほど進化した自分に気付くはずだ。

僕は世界の超一流のフライキャスターと親交を保ちながら54年間フライキャスティングをやってきたので、その奥行きの深さは多少なりとも知っているつもりで、それだけに自分のキャスティングの旅路(ジャーニー)にはまだまだ先があることを知っている。だからいまだに週15時間の練習は真剣勝負で続けられているし、そもそも心から練習を楽しんでいる。

自分にとってのフライフィッシングの究極の喜びの瞬間とは、「その存在を確信している難攻不落で老練な一尾に対して考え抜いたシナリオで挑み、最高に美しいフライキャストでこのストーリーを完結させることができた時。」

これが僕には重要なモチベーションだ。 CIやMCIのタイトルをとることは、その旅路における一里塚に過ぎない。


ここで、キャスティングの問題を見つけて、それを修正するティーチング・ドリルを一点。

写真 A

上の写真Aは、今月、加藤力さんに撮ってもらった写真の一コマです。

質問1

  • 写真Aを見て、これから起こる問題を予測できますか?

一見すると、Dループはタイトで美しく形づくられ、ロッドもしっかりとロードされているように見えます。

しかし、その裏にはいくつかの“隠れた問題”が潜んでいます。

その答えが示されているのが写真B―「テーリングループ(Tailing Loop)」です。

写真Bに見られるように、テーリングループとは、横から見たときにループの上側(トップレグ)が下側(ボトムレグ)と2回交差してしまう状態を指します。

こうなると、飛距離は失われ、プレゼンテーションの精度も落ち、キャストそのものの美しさが損なわれてしまいます。

フライキャスティングにおいて「美しさ」は、決して犠牲にしてはならない要素 です。

写真B

質問2

  • では、この写真に見られるテイリングループの原因は何ですか? 

テイリングループを起こす基本原理は、至ってシンプル。一つだけです。それは、

「ストローク中にロッドティップは本来、直線上(ストレート・ライン・パス)の軌道を移動しなくてはならないのに、その軌道に凹みが出てしまっているから。」

但し、その「軌道に凹みを作る」と言う元凶を生む理由は多義に及びます。

  1. ストロークの途中で、急激な力が加わった時
  2. キャスティング・アークが、キャストするラインの長さには狭すぎる時
  3. クリープが狭すぎるキャスティング・アークを誘発する時
  4. ホールを入れるタイミングが悪い時(シングルハンドキャストのみ)
  5. バックループとフォワードループが作り出す角度が180度より狭い時
  6. ストロークでトランスレーションのフェーズを経ずにいきなりローテーションに入ってしまう時

写真Bの場合、原因は(F): つまり、トランスレーションが終わる前にロッドのローテート(回転)し始めてしまったことにあります。これはツーハンドのスペイキャストでひじょうによく見られるエラーですが、片手のオーバーヘッドキャストでも起こる現象です。

ロッドをローテートする(ロッドを立てる)タイミングが早過ぎたことで、ロッドティップの軌道が一旦空に向けて上がり、ロッドがアンロードする過程でロッドティップが一旦下降したため、ロッドティップの軌道に凹みが出てしまっていることがテーリングループの根本的な原因です。別の言い方をするとトップハンドの使い過ぎ、と言うこともできます。

質問3

  • ではどうなっているべきでしたか?

まず、写真Aのフォワードストロークの開始時点で、

①、ボトムハンド(右手)がトップハンド(左手)よりもっとターゲットよりに30cm前に出ていなくてはならない。そうすることで、最初のトラスレーションを保ちボトムハンドはもっと長いストロークレングス(引きシロ)が取れるようにしておくべきだった。けれども写真では、ボトムハンドとトップハンドはほぼ上下に垂直に並んでしまっている。

② 一旦、フォワードストロークに入ったらロッドティップはラインの射出軌道(ターゲット方向)に乗るまで、トランスレーション(いわば“タメ“の状態、もっと正確に言うとドラグ)のフェーズでなければならない。つまりロッドティップが前方に起こされずに後ろに残っていなくてはならなかった。

質問4

  • どうやって治せばよいですか?

この答えは、ご自分で導き出してみてください。 因みにこの治療は一般的に簡単ではありません。

釣りの途中でこの問題が発生した時に、現場で自己修正できるアングラーはどれだけいるでしょうか? 

ちなみにTHCI試験で、このエラーを出したら”F(不合格)を喰らう可能性が十分あります。

“6つあるテイリングの発生理由のどれが適用されて、、どうやって直せば良いか?を知る能力、が問われるテーマと言うことになりますが、上記の状況を現場で解析して、どこが悪いかのを自ら察知し、それを即座に直すための対策ドリルを自分の引き出しから見つけ出し、そして修正して、これでやっとストーリーは完結します。

CIキャスティング・インストラクターの腕の見せ所になりますが、教えることの奥深さ、道のりはだいぶ長いと思いませんか?

そして、最後に、

「人に教えると言うことは、自分にとって最大の学びの手段である」と言うことに帰結します。

コーチ、あるいはレッスンを受ける必然性、CIを目指す理由はここにもあるのです。

Teaching Is Learning

I had spent months coordinating the FFI Casting Instructor Exam this month in Sendai, Japan.
A month earlier, I’d been all the way over in Boise, Idaho, observing the latest standards from FFI headquarters as one of the examiners.

After months of travel and assessing, I finally had time to focus again on my own casting — a luxury I’d been craving.

The first thing I did was pick up my phone and call Riki Kato of Kato Fly Shop in Nagoya.
We had worked together as examiners in Sendai just a week before.
“Kato-san, I need you to coach me on two-handed Spey casting.”
And just like that, I found myself on the bullet train heading to Nagoya for two full days of intensive Spey Cast coaching.

I usually spend about fifteen hours a week practicing my casting.
My very first coach was Ken Sawada—I started training with him when I was thirteen years old.

Although casting instruction is not my profession, I continue to teach as an MCI (Master Casting Instructor), mainly in Tokyo and Hokkaido.
Still, when it comes to Spey casting, there are blind spots—areas I simply cannot correct on my own—so having a coach is absolutely essential.

Riki is someone I deeply trust as an instructor. He has an incredible ability to pinpoint my flaws and express them in words that are both precise and insightful.

When I went to Boise this past September, the legendary American Spey casting authority Rick Williams also recommended Riki as my coach. That, to me, spoke volumes.


When we’re out fishing, there are always two things happening at once: parts of our casting naturally improve, while at the same time, certain bad habits inevitably creep in.

Professional golfers always review their performance with a coach after each round to reset and eliminate those habits that sneak in during play.

Only a handful of athletes—Shohei Ohtani in baseball being one of them—can identify their own flaws during game and often correct them by the very next game.

Why is Ohtani capable of self-correction? Because he has a complete understanding of the “relationship” between cause and effect: when a certain symptom appears, he knows which part of his form is responsible and what the most effective corrective drill is. Of course, this ability is supported by his daily effort and by the team of brilliant coaches who have carefully prepared a range of drills and solutions for every possible issue.

Fly casting is no different. When an unsatisfactory loop appears, we have to ask ourselves: what went wrong, which part of my form caused it, and which drill should I use to fix it?

However, in actual lessons or coaching, things are rarely that simple. In reality, multiple problems often occur simultaneously. Each caster has unique physical abilities, muscle balance, and fishing experience, so the best approach to improvement must also be uniquely tailored to each person.


Earlier this month, the FFI (Fly Fishers International) held its Certified Instructor (CI) exam in Sendai. This time, nine participants from Japan and two from China passed. Japan now has 90 certified CIs—second only to the United States in the world.

This remarkable achievement is thanks to the tremendous dedication of leaders such as Bill Higashi and others in FFI Japan. It’s worth noting that FFI is a non-profit organization, and the examiners and local staff who devote countless hours to running these programs are all unpaid volunteers.

Some may wonder, “Is it really that important to have more certified instructors?”
My answer is simple: Absolutely!

These instructors are evangelists—people who open the door to newcomers eager to learn fly casting. Having 90 certified instructors means Japan has reached a level of maturity that will play a key role in the future development of fly fishing here.

If you visit the FFI website, you’ll find a “Find Instructor” page where you can locate CIs in your area. Many of them regularly organize group practice sessions and warmly welcome new participants—whether you’re a lure angler curious about fly fishing or someone aspiring to become a CI yourself.

Becoming a CI carries another important meaning:

“Teaching others is the most powerful way to learn.”

Most candidates spend countless hours preparing for the exam. In doing so, even those who have long been confident in their casting style often encounter moments of doubt or discomfort with certain aspects of the FFI casting theory.

I’ve experienced that myself. Even today, I don’t agree with every single word of the FFI’s theoretical framework—and that’s perfectly fine.

By pushing through those uncertainties and passing the exam on your own terms, you gain something invaluable. Through the process of training for the CI exam, you not only improve your technical skills and broaden your understanding of casting, but also meet many others who share the same passion.

Ultimately, when you dive deep into the act of teaching, you develop the ability to recognize and correct your own casting issues early and independently.

That, I believe, is the greatest reward of the CI journey.

Interestingly, those who fail the exam also gain a unique advantage—not meant as consolation, but as truth. Most CI candidates dedicate enormous time and effort to refining their skills, often sacrificing fishing trips to focus on practice and thinking hard about how to communicate techniques effectively to others.

But the examiners, fair as they are, judge only the results, not the effort.

Even so, the frustration of failure can be immense.

Yet, when those same people regroup and dedicate another year or so to focused training, something remarkable happens. They build upon their solid foundation, add new skills and insights, and often surpass those who passed before them.

A thorough analysis of why you didn’t pass is essential, but if you can maintain focus and keep training, a year later you’ll likely find yourself astonished at how far both your casting and teaching skills have evolved.

Having practiced fly casting for 54 years and been fortunate to connect with some of the world’s finest casters, I have come to understand just how deep this pursuit truly is. Knowing that, I continue to practice seriously for 15 hours every week—and I still enjoy every minute of it.

For me, the greatest moment of joy in fly fishing is when I come face with an impregnable, nearly uncatchable, smartest fish that I am sure is there in a deeply thought-out scenario and then complete the story with the most beautiful fly cast.

That, for me, is the true motivation behind all of this.
Earning a CI or even an MCI title is simply one milestone along that never-ending journey.


A Drill for identifying and correcting the casting error

Pic A

The photo above (Pic A) was taken this month by Riki Kato during our session together.


Now, let’s start with 

Question 1: Looking at Pic A, can you predict what problem is about to occur?

At first glance, the D-loop appears tight and beautifully shaped, and the rod seems perfectly loaded.
But there are a few hidden issues beneath the surface.
The answer is revealed in Pic B — the tailing loop.

What Is a Tailing Loop?

As seen in Pic B, a tailing loop is a situation where, viewed from the side, the top leg of the loop crosses the bottom leg twice.
Once this happens, distance is lost, the presentation suffers, and the cast simply loses its beauty.
And beauty, in fly casting, is never something we should sacrifice.

Pic B

Question 2: What’s The Cause?

The fundamental principle behind a tailing loop is simple:

During the stroke, the rod tip should travel along a straight-line path (SLP).
A tailing loop occurs when a dip appears in that path.

However, there are multiple reasons why that dip can occur:

A) When too much power is applied suddenly during the stroke
B) When the casting arc is too narrow for the length of line being cast
C) When creep causes the casting arc to become too narrow
D) When the timing of the haul is off (in single-hand casting only)
E) When the angle between the back and forward loops is narrower than 180 degrees
F) When the caster starts rotating the rod before completing the translation phase of the stroke

In Photo B, the cause corresponds to (F) — When the caster starts rotating the rod before completing the translation phase of the stroke.

This is a common error in two-hand Spey casting, but it also occurs in single-handed overhead casts.
Because the rotation (or “lifting” of the rod) started too early, the rod tip first moved upward toward the sky, then dropped as the rod unloaded.
This upward-and-downward motion created a dip in the tip path — the root of the tailing loop.

This created a dip in the tip path, which is the fundamental cause of the tailing loop.

In other words, it can also be described as overusing the top hand during the stroke.


Question 3: So, What Should It Look Like Instead?

First, at the beginning of the forward stroke in Pic A:

1. The bottom hand (right hand in this picture) should be positioned about 1 foot closer (forward) to the target than the top hand (left hand). However, in the Pic A, the bottom and top hands are almost vertically aligned. By keeping the bottom hand farther forward, the caster can secure a longer translation and bottom hand stroke length—in other words, a greater range of pulling motion.

2. Once the forward stroke begins, the rod tip must remain in the phase of translation (the “loading” or “charging energy” phase or more precisely, “drag”) until it aligns with the line’s trajectory toward the target. In other words, the rod tip must stay back and not be brought forward too early.


Question 4: How Can It Be Corrected?

That is a question I’d like you to try answering for yourself.

Incidentally, this particular correction is not an easy one.

When this problem occurs in the middle of fishing, how many anglers do you think can actually self-correct it on the spot?

For reference, if you make this mistake during the THCI (Two-Hand Casting Instructor) exam, there’s a good chance you’ll receive an “F” — a failing grade.

This topic essentially tests your ability to understand which of the six known causes of a tailing loop applies to the situation, and how to correct it.

In other words, you must be able to analyze what’s happening in real time, identify the exact fault, recall the right corrective drill from your own toolbox, and apply it immediately to fix the problem.

That, right there, is where a Certified Instructor’s true skill is put to the test.

But it also shows just how deep—and long—the journey of teaching really is.

And in the end, it always comes back to this one truth:

“Teaching is the most powerful way to learn.”

That’s the very reason why having a coach or taking lessons is so valuable—and why striving to become a Certified Instructor (CI) carries such meaning.